秋への【管】、みらいの、更にその先のために
秋がちかづく
たわわに実る豊穣への約束
里ではどこも期待が登り鰻
揚がり竜
原始文化のシャーマニズムでは
だから豊穣のシンボルをひとの
身体の 一部に 準え
子孫の繁栄をゆめみ て
若い男女の裸像を拵しら え
男根や雙房を殊更らに強調した
あらゆる 想像できる凶兆を
うち祓わんばかりのおもひで
子種が途絶えないことへのねがい
瞼を転じれば人口爆発の傲慢の上に
胡座をかいた現代風怒紀
性愛を禁忌とする意識下の束縛
思野の拘留が辞とばでの説明もなく
幼児の頃からちみつに狡猾に
則こなわれたがために少子化はすすみ
いのちや理念の承継の受皿は萎えつつ有
だれもがアリウベキみらいから顔を乖け
芽先の関心事に身を委ねる軽るさ狡るさ
高度成長期はとっくに死んで朽ちている
のにそれらをくちのはにすら載せぬ
草だけがはえてるwwwww
管 === ≒
私達のみらいへのTUNNELの途中は歪曲し
おれ曲がり(俺オレ!!)
でぐちやら終着駅はとてもみえない
悠るか 悠るか視界ぎりぎりにあるのに
見ようともしない 全員もが
齲す汚れ 曇りガラスの向う側が消灯した
贋の 鏡世