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山容
はあっと見上げる
貴方という山容
こうしてひびのたびに
時間が吹き飛んで逝くのを
やるせなく感じながら
半眼をつぶって堪えていても
貴方の姿もてが ぶがぶがっと
甦かんで産まれてくる
この自然この当然りまえ この常識
その 鼻の貴丘
瞼の窪と 潤う湿り珠の 触んじ
みしゃみしゃ眉
ちくぶるぷくん
それがわたしのじんせいの
直き前に阨さがる在向たという
『坂』の陵ん貌うなのだ
24/05/14 05:46更新 /
OTOMEDA
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■作者メッセージ
人生においていくども重要な山やカベが
ゆく手に顕れる真実の過酷と過逆とを
反芻し、残された道程の指標に並さねて
御覧。 新しい別の 空隙が、啓ける。
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