鏡というのもいつかは割れる仮宿
本当に大切にしていた(?)
鏡だっていつかは砕けて
元のカタチを喪う
それが現瞬だったなう
それは宿帳。予め節められた区切。
ミラーのミラクルは表裏短転し
ジャイロスコープのように
スピニング踊りながら ワルツ
その時までありままを反し出す
転えしてくる
反力をそのまま均等量で正直に。。
算数的に 矛盾もない
代数幾何の論理術の従おりだよ
算盤の珠爪妻弾けば分る判然と
タウン膳んと すたっカート
湧然と若かびあがるゲイラカイト
なつかしいな少女のころ
モカブラウンに塗装する前の
黒玉虫皓りのロングアンブレーラ
置きりにいのミロワーロのまえで
まえになりうしろになりびっくり
換えして投影するのが大好きだった
科学誌なふろくであったあぶりだし
水出し画みのようにねマジック
ソーサリーカードを荊棘ら撒いて
ちらかせたり
もっと猥雑なるウィッチクラフトを
自覚もせずぶっ倣し親ともだちに
大迷惑かけて折檻くらったり
どおしよもなかったが気安かった...
こなごなになったミラーピイスは
瞬間写し嫌らわめいて脳に転信して
真ん騰うのこな礫ぶに歸どっていた