その のはら
急に
せまい狭隘からすごくひろき界ろにでて
キモチが 新 ら たまった
ちしきりょうが ドオーン! と弾んで
【ぅおっ?!】 複芻倍増して
視野も博ろく 宏く 寛おきく
慈さしくなった
愛のど壺ボ
莟ぼみなる原始の点 歯辞毬りの球ま鑼
ここが岐んかんてんだったんだ! そうね
のはら
こおべあげればただ
どこまでも希ろがる
平 原 平 野 ひたすら網らなる
緯諸穿らぬく 一線に 一挙閃赫
こころに泉ずみを研ぎ過ぎさえすれば
月面のアバタサバクにさえも
草原が絵がけるのです
その 果こうがわから
おもい画がけないほどたくさんの
厖大な 水水水ずがあふれて煽て
ぼくらの輪わりをしっとりとんととんと
庇おい撫つみこんでくれるんです
背反か合せになって 甫めて 知れる
のはら