舗装道路、高架歩道
私は 還どり ながら
あるいてきた砂利道、ドタドタ路の
表えを丹む念むに舗装おしていく
培かって掘り返してアスファルトで
隅まで寸分無く埋めていくのである
するとホドーは一りでにぬうむくと
起ち上がり高架支持柱で餅ち挙がって
みはらしの高管にと化け癒える そして
鐵つの車獣達が私達を今にも刎ねようと
行き交うシャドウを 臨 かく見下ろす
架空ルートの配役 になってくれるんだ
私の舗装マジックによってそれが顕る
ねえ、キミよ。ミネアポリスと汐留め
どちらで未来世紀
夢め辿りつづけてみたいと想もう?
妙に理想していたのとは違った
違和感やカラマワリ、シレチガイに
身悶だえ停められぬみらいの渦中に
私達は拘禁されている
鏡に虜こまれた拘置室の裡ち
斃れてくるストレスなる隔て壁
こんなサー
廃退的なだけの
サステナブルのなかでさ
嘘の 贋の情報や見せ掛け 見掛けだけ
なんかに惑わされて踊った 降り なんか
し続けなくても水殻のなかから溢れ出し
積上げて行く -我此処に有り- が起発点の
しんじつの積上げ育成てかたが
あるんだと信憑うよ? キミ
キミ
やがて死にゆくものたちに
みらいもきぼうもなんていらないんだ