ある脈
脈ゃく々ゃくと
みゃくみゃくと
龍脈
魔脈く
じゅじゅふ
ドッグンドッグンと視下でウゴめき
のたうつ黒ろ光゛狩り
でも蜚キ腐リではない
カサカサコソ
怪しい翳げ
あっ と言ったら視界が突如啓けた
どこまでもミネミネネが繋がり
鳥たちは渉たり その影がネットネス
のごとく綱な誠り
結束点があとらことらと散らばり
そこを始点にさらに殖え 匣びこる
ふてぶてしく逞しくっ
はてが、向う側が視えない
手さぐり 妖やしく
ただ、今ま 役に立つのは
谺ま
叩たいて小突いて
応じて蘇えってくる聲のみ
蒼くしろく霞すむ
わんわんわんわんとゆう反響
残ん響う
それがたがいにうすまり
白 靄 前るとともに
ものしゅごちかくみえる地平から
ゆったりユゲを浮たえて昇ってきた
ゆめゆみゆみょと回顧を懐古おもわす
たくさんのたいせつだった物のたちの
列なんで 組わさり端と端が境ながった
すてきネックレス
数珠つなぎの蛇ビ形みたいに
旗美ためいて
ちんまん だして立聳える
ボクを 照らしゅ…… 覧つしだすよ