ポエム
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月出(つくで)視の月詩味(ちくよみ)


季節変わりの
寒気団と暖気団の応酬攻め技愛い
のあめがつづいて
ようやく晴れ切れた合間
ひさしぶりつき見たきがした

ムウン 来徒 ムウン 来徒 ムウン来徒

白 ◯ 煌き

月はそうさあ 心の、城ろ
かくづぢょうに 聳 び え尽きる
だから 突き
当に王たる 姫たる 貫禄である
さむかったり 暖たたかかったり
ぶつかり 干渉するこの空間は
綯い交ぜ カウォスであるが
鍋 ちゃんぽん チャランポラン
それらも凡て笑覧し抱合する天体だ

抱 月
ほかほかの
まんまり丸丸慄るむうん
もちもちピロウをぎゅっ と抱締めて
ぎゅっ ギュッ (ギャッ!....ガリガリッ)
むうむ むうむ
屋根瓦のむこうのかのじょを
馳もいながらさあ安きねむりにつこう
睡 鵺 睡 鵺 と (イテテテテ…)


( ホォーッホォーッ)

木菟も梟も嗤ってる





24/03/30 00:58更新 / OTOMEDA



談話室



■作者メッセージ


月夢は月儚。
朧夢。
すべては幻籠の中ち。

https://youtu.be/1AjF67Dspaw?si=wnqAe2LAmoPfRBls

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