櫻にかわってオシオキよ?
櫻儀の址
恒例の儀のアバン幕った
いよいよ櫻粉の神子らのでばん
職ごとの開始
だけど何億いるだれもがその境地たどり着くわけじゃない
撰抜され間引きされ墜えてゆく
爽穹へとまい遊った七万二千六百八十壱号のわたしの横目にもう
くり博げられるフェイト/神曲裁密画
アスファルトに磔にされて廃れ腐ってくだけの姉妹達
川膜に座われ異海に拐れてイカれて 烏賊や藻喪森の糞しになる姉妹達
わたしはそうしたマケイヌたちをよそめに颯爽と スマアトに スムウスにおどり昇がって翔すんでいく
わたしはちがう
あんなモブキャラたちとはちがう
独りだけちがう
オドリバなんかで悩ち灯まってなんかいない
錦さにここぉの戦士だ
戦死するまでの矮じかい寿ちの
惨華がヨクニアウ 殉士
満とく活きて鮮烈に爆とぶ
じだいにイキザマ転き写ける
これがわたしの製まれてきた信条
カッコイイということ
だからぎゃらりーなアンタタチに、イイ?
デバン畢った櫻の誉まれに代わって
オシオキなのよっ ゴホウビよっ