ふと見上げると 暖かい空
澄んだ様な 張り詰めた様な
冬の青はもう 微塵も感じない
陽だまりの様な ふわりした
春の訪れ ぼやけた青空

何の意味も無くベッドに
仰向けに横たわって
少しの間 目を閉じる
この時間が 出来れば
長く続けと ほんの少し思ったり

あと数分もすれば
元の世界へ否応なく戻される

あの機械的な日常
完成したらEnterを打つ
ロボットの様な手作業へ

この世界に発展は
進化はあるんだろうか？

そう思いつつ　変わりのない
代わり映えの無い時間でも
愛おしいと思える日々

いつかそう遠くない 未来が来る
という事実は 皆に等しく訪れる