詩姫
いにしえの
古城にそよぐ 春の風
湖面に舞散る
さくら木の花
波紋に気の付く
鯉もいるとて‥
詩姫は唄ふ
つらり
つらりと
短冊の上
走らす筆に込めいるは
とほき都にいる殿へ
はせる想ひはこれ一つ
狂おしく
愛しき人へと
つのる想ひを
青き空を見つめいて
春の風に詩のせいれば
千里の先も
万里の果ても
想ひはきっと
超えゆかん‥
春なのに
ぽろり
こぼるる
なみだ
一つあるかな‥
古城にそよぐ 春の風
湖面に舞散る
さくら木の花
波紋に気の付く
鯉もいるとて‥
詩姫は唄ふ
つらり
つらりと
短冊の上
走らす筆に込めいるは
とほき都にいる殿へ
はせる想ひはこれ一つ
狂おしく
愛しき人へと
つのる想ひを
青き空を見つめいて
春の風に詩のせいれば
千里の先も
万里の果ても
想ひはきっと
超えゆかん‥
春なのに
ぽろり
こぼるる
なみだ
一つあるかな‥