ポエム
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双葉
子を望む日より


行く年数え
 千里の道も

血 にじまんと
する その足で

神にもすがり

授かりし日の
歓喜の 記憶。


時は 流れゆき
月満ち足りし時

大地の割れる
痛みにも似た

陶酔しゆく
意識の中で

この世に
せり上がる

芽吹く 命


太陽を仰ぐ
 双葉の如く



喜びの産声を高らかに
  ここに あげらむ




20/08/14 07:26更新 /  老女と口紅。



談話室



■作者メッセージ
作:2008年02月03日(日)

2005年10月 望

子を望み行くとし数え苦の果てに
    授かりし日の歓喜の記憶

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