詩ン世界
詩◯世界
物思いに更ける時ふと
独り見上げる月がある
優しく見つめ合えたら
下から聞いて貰うけど
何時も上からの目線で
早速詩う事にしてみる
三日月の夜に散らばる
悲しみを背負う星々は
振り返る事を許されぬ
宿命の元に光矢となる
痛みがいっ時ならいい
その瞳が零す意味は何
広大な力すら抗えない
従うしか無い@に疑問
閉ざす口元から溢れる
希望や欲望や願望の念
試行錯誤の末の2段階
頭痛の種には淀む太陽
肥料には愚痴を聞かせ
薄暗い未来に落胆の雨
環境の悪さに気付くも
スクスクと育つ言の葉
俯けば今日すら来ない
ありきたりの人生の中
特盛りの嘘を与えられ
ウサギ小屋で狸と育ち
欲しい物は全て手の外
手の届かない孫の手に
募るイライラを抑えて
どら猫の手を借りつけ
借り過ぎに注意しつつ
日常は特上のお寿司を
大将の学んだ通信教育
ワビサビを極めた昨日
シメの玉は喉につかえ
祈るよにご馳走様です
永遠のオアシスを求め
果て無き欲の塊となり
また明日も元気に労働
ミリの誤差も許さない
乙が甲を叩き飛ぶ眼鏡
探り合う腹の中の痰壷
皆本心は金庫に仕舞い
上辺の付き合いが平常
擦り減らす神経には愛
得た物はみな優しさへ
なんて事は微塵もなく
痛みを伴なう暮らしと
恥を嫌う風潮に背伸び
シワ寄せは全てシワに
回る歯車の歯は入れ歯
無理を承知で腰は弱腰
それでも生きる為にと
試行錯誤の末の3段階
感じた物はみな力とし
詩う事で路を見つめて
自らを変える魔法を得
己の存在の意義を問い
模索の中で力強く詩い
生きる証をここに記す
欠けた月が満ちるまで
日々歩み続ける意味を
今こそここに唱えゆけ
詩える幸に感謝と敬意
時は詩ン世界を迎える
幕開けは3日前だっけ
感情は吐き捨てず構築
活字から世界を変える
あいうえ男かきくけ子
皆心して詩えよ詩人達
裏事情が深くあっても
おもてなしの心で詩え
◯ン◯◯
読み/よみ
詩う うたう
零す こぼす
抗え あらがえ
溢れ あふれ
淀む よどむ
俯け うつむけ
狸 たぬき
募る つのる
抑え おさえ
玉 ぎょく
塊 かたまり
痰壷 たんつぼ
路 みち
物思いに更ける時ふと
独り見上げる月がある
優しく見つめ合えたら
下から聞いて貰うけど
何時も上からの目線で
早速詩う事にしてみる
三日月の夜に散らばる
悲しみを背負う星々は
振り返る事を許されぬ
宿命の元に光矢となる
痛みがいっ時ならいい
その瞳が零す意味は何
広大な力すら抗えない
従うしか無い@に疑問
閉ざす口元から溢れる
希望や欲望や願望の念
試行錯誤の末の2段階
頭痛の種には淀む太陽
肥料には愚痴を聞かせ
薄暗い未来に落胆の雨
環境の悪さに気付くも
スクスクと育つ言の葉
俯けば今日すら来ない
ありきたりの人生の中
特盛りの嘘を与えられ
ウサギ小屋で狸と育ち
欲しい物は全て手の外
手の届かない孫の手に
募るイライラを抑えて
どら猫の手を借りつけ
借り過ぎに注意しつつ
日常は特上のお寿司を
大将の学んだ通信教育
ワビサビを極めた昨日
シメの玉は喉につかえ
祈るよにご馳走様です
永遠のオアシスを求め
果て無き欲の塊となり
また明日も元気に労働
ミリの誤差も許さない
乙が甲を叩き飛ぶ眼鏡
探り合う腹の中の痰壷
皆本心は金庫に仕舞い
上辺の付き合いが平常
擦り減らす神経には愛
得た物はみな優しさへ
なんて事は微塵もなく
痛みを伴なう暮らしと
恥を嫌う風潮に背伸び
シワ寄せは全てシワに
回る歯車の歯は入れ歯
無理を承知で腰は弱腰
それでも生きる為にと
試行錯誤の末の3段階
感じた物はみな力とし
詩う事で路を見つめて
自らを変える魔法を得
己の存在の意義を問い
模索の中で力強く詩い
生きる証をここに記す
欠けた月が満ちるまで
日々歩み続ける意味を
今こそここに唱えゆけ
詩える幸に感謝と敬意
時は詩ン世界を迎える
幕開けは3日前だっけ
感情は吐き捨てず構築
活字から世界を変える
あいうえ男かきくけ子
皆心して詩えよ詩人達
裏事情が深くあっても
おもてなしの心で詩え
◯ン◯◯
読み/よみ
詩う うたう
零す こぼす
抗え あらがえ
溢れ あふれ
淀む よどむ
俯け うつむけ
狸 たぬき
募る つのる
抑え おさえ
玉 ぎょく
塊 かたまり
痰壷 たんつぼ
路 みち