ポエム
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ラララ
ラララ



あれもこれも
 どこかで聞いた
  ような見たよう



どこからか
 借りてきた
  言葉だって


歯の浮く
セリフだって
いいじゃないか

僕は
詩うんだ‥


君への想い 沢山
  つづってみたよ

小脇いっぱいに
 だめ詩かかえて

秘密の浜辺を
歩いて行くのさ



ラララ
 ラララ‥



海へと
ひざまづき

そっとここに
浮かべておくから


そして

月は ぼんやりと灯り
 風は 深くよみふけり
  波は うけいれて思う



もし願いが
 叶うのなら

届けておくれ

優しく包んで
 枕の元へと

想いの全てを

夢のはざまの
あの子の元へと‥



ラララ
 ラララ



見上げた夜空に
 雲のかけら一つ
  溶けゆく頃には

星は たくされて流れ








20/06/19 03:51更新 /  老女と口紅。



談話室



■作者メッセージ
作:2004年07月26日(月)

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