生きてみよう
人生は辛い
ふと君はため息混じりに口にした
僕たちは若い
そんな言葉が似合わないくらいに
なんでこんな悲劇が起こってしまうんだろうか
世界のせい?
あいつのせい?
僕らのせい?
そんなこと僕らにわかるわけがないだろう
恋愛、家族、自分自身
何かが壊れていく気がしたんだ
誰か、助けて
前を向こうと
元気出そうと
無理矢理にでも笑った
不満、不快、不幸なことから
目を逸らしたいんだ
いつか時が過ぎて、未来が欲しくなったときに
僕らは心から笑えてるのかな
人間は怖い
罵り、蔑み、平気で人を殺す
でも愛は欲しい
一人じゃ足が動かないんだ
情けない、不甲斐ない、進むのが怖い
社会のせい?
誰かのせい?
僕らのせい?
そんなこと言ったって意味はないんだろう
親友、お父さん、お母さん、家族のみんな
僕にはまだこんなにたくさんある
だから、なんだ
失ったものは
返ってこないし
僕の中の大切なものが欠けているんだ
不服、不条理、不遇
なんかもう疲れちゃったな
僕の中の僕が言うんだ
「君はなんのために生きているの?」
なんのためだろう
お金のため?
親友のため?
愛情のため?
それって生きる理由なのかな
なんか違うな
そんな難しいことじゃないと思う
ただ生きていたいんだ
死にたくないんだ
どんな明日が待っていても
どんなに人生が辛くても
平凡じゃなくていい
人並みに生きれなくたっていい
生きたい。
それだけ。
ただ、ひとつだけ言えるのは
この先、どんなことがあっても
絶対、それに立ち向かう
なにも、もう怖くないんだ
そう思えるだけで
この辛さに意味はあったのかな
そう思いたい、思わないとやってられない
君がいない、いない、いない、
あなたを1人にしてしまう、
自分が少しずつ壊れていく
そんな人生だ、疲れるのは当然だ
愛されていたかった
手を離したくなかった
支えていたかった、欲しかった
そばにいたかった
強く、ありたかった
僕らはもうわかったんだ
僕らは強くないって
人間は弱いんだって
死ぬんだって
でも、それでも、
弱くても、強くなくても
生きたいんだ
前を向きたいんだ、進みたいんだ
どっちが前かわからなくてもいい
僕が進む方が前だ
どんな道のりでも変わらない
決めたんだ
とにかく、生きてみよう