ポエム
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想い人
朝、おはよって君にLINEして
昼、今どこって君にLINEして
夜、おやすみって君にLINEして
また明日を楽しみにする
そういう日常をずっと送りたかった
君からのまたあしたねを待つ、そんな日々が堪らなく愛おしかった

もう君は僕の隣にいない
おはようもおやすみも大好きも僕にはない

君の最後の笑顔を見たとき
僕はもう君の彼氏じゃなかったんだ
愛してるともっと君に伝えればよかった?
喧嘩をもっと君とすればよかった?
わからない、どうすればよかったなんて馬鹿な僕にはもうわからない
だから決めた、僕と別れたこと後悔させてやる
もっといい男になって君に言うんだ
僕は君が、大好きなんだと

朝、隣で寝てる君を見て
昼、何食べる?って2人で悩んで
夜、君を家まで送って
また会う日のことを楽しみにする
そういう日常は帰ってこない
君からの大好きの言葉を受け止める、そんな日々はもう帰ってこない

君はもう僕の隣にいない
次も、また明日も、また今度もない

君の最後の笑顔を見たとき
君の手は少し震えていたんだ、目には涙
そんな顔をさせたくなかったんだ
どうすればもっとよかった?
話し合いをすればよかった?
わからない、どうしようもなかったのかもしれない
だから決めた、僕と別れたこと後悔させてやる
もっといい男になって君に言うんだ
僕は君と、一緒にいたいんだと

いつか君に、言うんだ
いつか君に、伝えたいんだ
君の隣で並んで笑わせて、僕の隣で並んで笑ってて
絶対に幸せにするから、もうあんな顔させたくないから、もう君を離したくないから

君の最後の笑顔を見たとき
僕は思った、僕らはもう終わりなんだと
あの日常はもう帰ってこないんだと
でも、それでもいつか君に伝えたい

これは僕のエゴだから
聞き流してもらって大丈夫だよ
優しい君のことだからそんなことしないのは分かってるし、苦しめるってことも分かってるんだ
でも、それでもいつか君に伝えたい
君がいなきゃ、寂しいんだ
君とじゃなきゃ、ダメなんだと








22/06/13 12:50更新 /



談話室



■作者メッセージ
付き合ってた彼女と別れたものの諦めきれない男の詩です

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