ポエム
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イマイチな目覚め
夢を見ました。
あなたの夢です。
悲しいくらいに、
悔しいくらいに、
美しく、
綺麗で、
鮮明な、
夢。
あなたは家族と居ました。
ぼくじゃないパートナーと、子供と。
幸せそうでした。
ぼくは一人。
ぽつんと宙に浮かんで、
ぼんやり眺めて。
決して死んでるわけではなくて、
夢だから。
こういうときに、
こんな夢見るんじゃないよ、
「こんな」じゃないね、
大事な気持ち。
大事な夢。
24/08/14 08:46更新 / おーじ



談話室

■作者メッセージ
1000年前、平安の時代。その人を想うばかりに、その人の夢に現れてしまう。そんな考え方があったそう。現代の捉え方では逆のイメージがあるが、どちらも素敵な想いの形。しかし、その現れ方が望み通りとも限らない。そんなある日の夢のお話。

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