たった一度の夏の歌
やさしい歌を聴きました
あれは空に響いた風鈴の音
鳴っていたのは昼下り
小さなふたりの笑い声
心がこぼれてきらめいて
広げた私の掌で
切ないぼどに無邪気に光る
そんな幸せな瞬きの歌
夏草 縁側 シオカラトンボ
幻のように消えそうで
消えずに残るいつまでも
遠のくほどに近づくの
空に響いた風鈴の音
小さなふたりの笑い声
たった一度の
やさしいやさしい夏の歌
あれは空に響いた風鈴の音
鳴っていたのは昼下り
小さなふたりの笑い声
心がこぼれてきらめいて
広げた私の掌で
切ないぼどに無邪気に光る
そんな幸せな瞬きの歌
夏草 縁側 シオカラトンボ
幻のように消えそうで
消えずに残るいつまでも
遠のくほどに近づくの
空に響いた風鈴の音
小さなふたりの笑い声
たった一度の
やさしいやさしい夏の歌