二夜の月
美しき月を愛でたや十三夜
待てど雲間に隠れしは
淡き影さえ現れず
見ねば寂しき片見月
ため息のもれて濁りし秋寒に
歌詠む君の声がする
白金の光が揺れる波の上
蓮の葉落ちて船がゆく
風に乗り笛の音響く夜の海
歌に誘われ浮かぶのは
心に描きし次の月
幻と知れど嬉しや
麗しき君の想いの十三夜
願わくは清かな光よいつまでも
二夜の月に見守られ
今宵天女の夢を見る
待てど雲間に隠れしは
淡き影さえ現れず
見ねば寂しき片見月
ため息のもれて濁りし秋寒に
歌詠む君の声がする
白金の光が揺れる波の上
蓮の葉落ちて船がゆく
風に乗り笛の音響く夜の海
歌に誘われ浮かぶのは
心に描きし次の月
幻と知れど嬉しや
麗しき君の想いの十三夜
願わくは清かな光よいつまでも
二夜の月に見守られ
今宵天女の夢を見る