哀しい桜
桜切る
わけを知りたし枝先の
咲かぬ蕾の春ぞ哀しき
春が来るのを待っていた
枝先にたくさん蕾をつけて待っていた
けれど切られてしまったよ
いつも楽しみに見ていた桜
ひょろひょろ小さな頃から知っていた
少しずつ大きくなって
毎年ささやかに咲いていたの
冬の寒さを乗り越えようと
日差しに伸ばしたたくさんの枝を
ばっさり切られてしまったよ
また小さくなって桜はとてもさびしそう
私も悲しくなりました
桜切る馬鹿 梅切らぬ馬鹿
昔の人は言いました
桜は切るとそこから傷んでしまうから
切ってはいけないよ
どうして切ったの
春になれば美しい花をいっぱい
咲かせたよ
そんな気持ちが渦巻いて
いっそう悲しい
命じられて切った人も
胸を痛めたのではないかしら
どうか枯れないでまた大きくなって
そしてもう決して切らないでほしい
大事にして下さい
桜を見るたび思うのです
わけを知りたし枝先の
咲かぬ蕾の春ぞ哀しき
春が来るのを待っていた
枝先にたくさん蕾をつけて待っていた
けれど切られてしまったよ
いつも楽しみに見ていた桜
ひょろひょろ小さな頃から知っていた
少しずつ大きくなって
毎年ささやかに咲いていたの
冬の寒さを乗り越えようと
日差しに伸ばしたたくさんの枝を
ばっさり切られてしまったよ
また小さくなって桜はとてもさびしそう
私も悲しくなりました
桜切る馬鹿 梅切らぬ馬鹿
昔の人は言いました
桜は切るとそこから傷んでしまうから
切ってはいけないよ
どうして切ったの
春になれば美しい花をいっぱい
咲かせたよ
そんな気持ちが渦巻いて
いっそう悲しい
命じられて切った人も
胸を痛めたのではないかしら
どうか枯れないでまた大きくなって
そしてもう決して切らないでほしい
大事にして下さい
桜を見るたび思うのです