ポエム
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恋のお話
あなたを初めて見たときは
なんて背の高い人&目のデカい人
異様にまつ毛が長くて顔の半分
目かしらと思ったわ

同じ部の別の課に来たあなたは
自分の歓迎会に寝てしまう変なやつ
口が重くてあまり愛想がない

でも見てると人が嫌がる事を
なんで俺がと言いつつ
最後まできちんとやる人だった

駐車場で初めて長く話したとき
私の頭の上でキューピッドか何かが
ザワザワ騒いだの

ねーこの人いいよー
これこれー

それから私は帰るとき必ず
彼の事務所の前を通った
他の所でも見かけたけど
仕事中はちびっとしか話せない

ゆっくり歩いて
立ち止まって
モソモソ ソワソワ
通り過ぎるだけなのに
どれだけ時間かけるんだ

出て来ないかなー
これって待ち伏せ?
そうだよ!やめなよ
でも他人に迷惑かけてないし

小さな葛藤と戦いながら
繰り返すこと3週間
その日も諦めて帰ろうとしたら
誰か出て来た
彼だ!

あれ、今帰り?
は、はい残業ですかー

あの時の私の目はキラキラしてたかな
それとも彼の顔を見ながらやっぱり
まつ毛なが!て思ってたかしら

あのさー盆休みなんか予定ある?
と彼がボソボソ
なになに?私は耳がダンボ

そのあとお盆休みにドライブに行く話が
まとまり初のお出かけが決まった
ワオ!

彼と離れて外に出た私は
思い切りガッツポーズで
空までジャンプ!


21/08/29 16:59更新 / 香弥



談話室



■作者メッセージ
ストーカーのお話ではありません(^.^;

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