ポエム
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大好きな君へ
僕は 君の周りにいる誰よりも
あなたのことを気にかけている

今日も笑顔だ
笑った柔らかな表情が可愛い

今日はなんだか疲れた様子
大丈夫かな?

だけど 君は
そんな僕には気づかない

僕は
君が他の誰かと
楽しげに話す姿を見て
嫉妬するんだ

その微笑みは
どうして僕のためじゃないの?


「大好きだよ!」

言葉にするのは
勇気のいることだけど

もしかしたら
簡単なことかもしれない

大切に想っても
言葉にできない
してはいけない方が

本当は辛いのだろう

でもね

あなたの幸せって何かを
考えた時

言わない方がいいことだって
あると思うんだ


君は銀河へ飛んでいく宇宙船
僕は 君のロケットブースター

君の夢を支えて
一緒に飛んでゆくんだ

さあ君を宇宙に押し上げるため
大気圏に突入だ

最後の力を振り絞ぼり
君を宇宙に放出した僕は

大気圏で丸焦げになり
やがて 大海原へと落下する

あなたの幸せを祈りながら…


僕は 君の周りにいる誰よりも
あなたのことを気にかけている

だけど 君は
そんな僕には気づかない

でも…本当はね
気づいてほしいんだ

君のこと
こんなに大好きな
僕がいることを


21/06/26 12:45更新 / 少年時代



談話室



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