ポエム
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君に送る
君はあどけなかった
そして 優しかった

そんな君を
胸いっぱいにつめ込んで
毎日 生活していた

君の笑顔を見るたびに
僕の心は

澄んだ 果てしない空へと
吸い込まれそうになった

君とお話するたびに
僕の心は
温かくなった

冬の寒さを 感じなかった

ただ 
君を見ていた
君のそばにいたかった

何の汚れも知らない
真っ白にふくらんだ
君への想いを

僕は
君に見せまいと
必死に 隠していたよ

少しずつ
見えてしまったかも
知れないけれど…

君がいたから
楽しかった

君がいたから
うれしかった

君がいたから
一生懸命になれた…

もう二度と
あの日のように

ある人を
胸一杯につめ込んで
生活することはないだろう

あんなにも素直に
その人のすべてを
受け入れることはないだろう

ありがとう

そして

さようなら

僕の胸の奥で
永遠に 光り輝く
青春の日々よ…

20/12/24 22:55更新 / 少年時代



談話室



■作者メッセージ
淡い青春の日々の思い出です。

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