ポエム
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私の詩の中で
時折見せる
その遠い眼差しは
一体何を 誰を
想っていたのだろう

遠い追憶の彼方に
沈んでいた私に
お前は 光を与えてくれた

やがて 消えゆく定めを
知りつつも
お前に惹かれずには
いられなかった…

その迷いなき
真っ直ぐな視線に
私も かつて持っていた
無垢な魂を思い出す

しかし お前も
その魂を
ここに留める訳にはいかない

だから せめて
私の詩の中で
生き続けるがいい

そして
「永遠」の名を
ほしいままにするがいい

そこで
お前の放った光は
決して
失われることはないのだから…

20/08/08 16:33更新 / 少年時代



談話室



■作者メッセージ
学生時代に書きました。皆さんがされるように、その瞬間、その場面に感じた大切なことが、詩の中で生き続けることを願っています。

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