ある夏の日の少年
大きな入道雲が
元気よく
遠いから山々から
顔を出していた
砂浜で
カニ取りをしていた少年は
その手を休め
しっかりと砂浜を踏みしめ
言葉なく
その雲を眺めていた
とんびが 空高く
弧を描いて飛んでいた
彼は 空に憧れ
いつの日か
あの遥かな空を 自由に
飛び回ることを夢見た
少年は 無邪気であった
永遠という安らぎに
身を委ね
彼は いつまでも
砂浜で遊んでいた…
元気よく
遠いから山々から
顔を出していた
砂浜で
カニ取りをしていた少年は
その手を休め
しっかりと砂浜を踏みしめ
言葉なく
その雲を眺めていた
とんびが 空高く
弧を描いて飛んでいた
彼は 空に憧れ
いつの日か
あの遥かな空を 自由に
飛び回ることを夢見た
少年は 無邪気であった
永遠という安らぎに
身を委ね
彼は いつまでも
砂浜で遊んでいた…