ポエム
[TOP]
ある夏の日の少年
大きな入道雲が 
元気よく
遠いから山々から 
顔を出していた
砂浜で 
カニ取りをしていた少年は
その手を休め
しっかりと砂浜を踏みしめ
言葉なく 
その雲を眺めていた
とんびが 空高く 
弧を描いて飛んでいた
彼は 空に憧れ 
いつの日か
あの遥かな空を 自由に 
飛び回ることを夢見た
少年は 無邪気であった
永遠という安らぎに
身を委ね
彼は いつまでも 
砂浜で遊んでいた…

20/05/10 07:46更新 / 少年時代



談話室



■作者メッセージ
幼い日の浜辺の記憶を詩にしてみました。

TOP | 感想 | メール登録


まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.35c