ポエム
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いつまでも
何かに憧れながら
何かを諦め
何かを信じたいと思いながら
やはり何かを諦める
何処かにあると
信じていた理想郷
そこは もう滅びたのだと
知らされたあの日から
僕は 矛盾という大海の中で
さまよい続けるばかり
喜びも 悲しみも
一瞬にして消え失せ
僕の上には
突き抜けんばかりの
青空が広がり
大きな 大きなそれは
虚しさが詰まった僕を
決して抱き上げてはくれない
誰もが 
あの日が戻ってくることを
夢見た
そして 誰の胸にも
帰ってこようとはしなかった…
しかし 
僕はお前を待っている
あの日 すべての理屈を超え
僕を走らせた熱の塊
あの人しか見えなかった
あの瞬間
僕はお前だけを待って
生き続ける
本当に すべてが終わるのは
信じることをやめる時
だから
お前が再び帰ってくることを
信じて
僕は いつまでも
静かに 待ち続ける
いつまでも いつまでも…
20/05/16 16:12更新 / 少年時代



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