ポエム
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遠い日の忘れ物
遠い日の坂道に
僕が 置き去りにしたものは
何だったのか
ふと思いを巡らせば
僕の中で 時の流れは止まり
静かで 平和な時が訪れる…
慌ただしい現実は
何処吹く風
遠い日の忘れ物に
想いを寄せることが
最高の道だとは思わぬが
所詮 子供の戯れと
君は 本気で笑えるか
ほんの少しだけ
追憶のための予約席が
心にあれば
人はもっと 優しくなれる


20/05/14 22:05更新 / 少年時代



談話室



■作者メッセージ
慌ただしい日々を過ごす中にも、自分が大切にしてきたものを思い出す心の余裕を持ちたいものです。

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