ポエム
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ある夏の夜に
澄んだ夜空に 
浮かんだ月が
優しい光を放っていた
月の光は
海という
不思議な鏡に照らされて
長々と
海辺にいる恋人たちの
足元まで伸びていた
静寂の中
ただひたすら繰り返される
波の音と
夏の微風を体で感じながら
彼らは たわいもない
星の話をし続けていた
この平和な時を
邪魔する者は誰もおらず
ただ 夜空の月だけが
うらめしそうに
彼らを見つめていた
20/05/09 11:47更新 / 少年時代



談話室



■作者メッセージ
学生の時に書いた詩です。その頃、海の近くに住んでおり、思い浮かべながら書きました。

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