ポエム
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雲船
空に貰った紙が波風で破けたから

砂浜に書くことにした

なるべくなるべく 波打ち際へと

波打ち際へと何かを書こうとおもう

波に攫われて なくなるくらい 

弾けてあの雲になれるよう

遠くまでゆっくり雲船に乗るように

海を隔てた橋の向こう

あの見上げる瞳が星にみえたなら

わたしもじっとみつめ返す雪となりたい

あの瞳の中へ 

頬を伝い流れる星をただみつめて

唇まで届いたなら夢となれる 

満たされないコップの砂を波へと返して

波を切って泳ぐイルカに憧れながらも

海底に沈むヤドカリの吐く砂となるのもいい

コップ一杯の涙に思い出の一凛のストローを差して

温かい息を吹きかけていくつもの風船つくる

大樹に手を触れながら空へ広がる枝葉の向こう

ゆっくりと流れる雲に乗ってゆく
26/01/24 21:59更新 / 檸檬

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