ポエム
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笹色の石
綺麗サッパリ笑っていた

今朝の翡翠色した石の顔

手に取って朝の光に照らしてみたよ

今度海へと還してあげると約束をした

笹の葉に小雪舞うよな模様して

手に沿うような丸み

この手から何処かの故郷を思う

綺麗サッパリ笑えたら

もう、可哀想だとは想わずに

しあわに生きていってくれそうな朝

どこからか竹箒で庭を掃く音がするよ

あの寺の柿は鐘の鳴るほど橙色に染まって

黒い斑紋さえ種の色だったね

仄かな甘みをシャクリと噛じれば

あの尼宮の顔も綻んで

剃り冴えた頭が青々として

綺麗サッパリ光ってた

翡翠色した石の肌

笹の葉に小雪舞うよな模様して

風が去り雲ひとつない快晴に淡く光る

あたたかな手触りと微笑みをありがとう

あのひととはまたであえる

そんな気がしているよ
26/01/12 18:02更新 / 檸檬

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