ポエム
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五月への憧憬
青空に恋するように
あなたに憧れています
五月の風に心ほどかれ
あなたのもとへ駆け出したくなる青葉となりたい
この想いも深緑となってゆく、どんな季節が来ようともあなたに届けたい感謝の気持ちを離してはいけないと深くわかるのです。
にじり口から頭を垂れて入り四畳半の等しい宇宙でひとつとひとりとなってあなたを思い、お茶をたてるように歌という一杯の器を差し出します
清滝寺の脇道の木陰にシャガが沢山咲いています
メジロとウグイスの歌が林の奥の細道から
木の葉がゆっくりと落ちる速度で木漏れ日の道へと流れてくるのです
25/05/02 21:00更新 / 檸檬



談話室

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