ポエム
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夏の花火に
ドライブのあとの海辺の花火

あなたはトランクを勢いよく開き

ロケット花火ばかり得意気だ

こんなのしかないの?と私不満顔

でも最後に後部座席から

ゆっくりと何か持ってくる

花束を渡すかのような足取りで

ほうらあるある 

花の様な線香花火

何故花の火というのか

分かる気がした

暫し 束の間の
短き光に 沈黙する



目に写る光の舞い

見とれていてもすぐ消える

あなたの顔を写す為

いそいで花火に火を付ける

花火をまわして嬉しくて

私も舞うの光の舞い



冬の花火もいいかしら

線香花火を灯すから

私に見せて

花の様なあなたの笑顔










22/02/19 12:07更新 / 檸檬



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