雪の魔法
しろいいきを吹きかけて
わたしに雪の魔法をかけて
あなたのひとみから溢れるものが
わたしを包むとき
わたしは春の水が流れゆくように
護られていると感じられるから
冬を生き、白い息吐き、歩む日々
音もなく、舞い、積もり、いつしか溶ける
白い夜想を越えて
たっぷりとした陽をあびよう
見えない根っこまで沁み入ってゆくまで
そうしたら
香り出す草花の合間をすり抜けて
ふたり透明な風になろう
誰にも見えなくても、うたを歌おう
少しだけしあわせで、少しだけイタズラなうたを
あなたの寝息を大切におもう
ちゃんとあたたかくして、
よく眠って
真白な牛乳に
たまごと砂糖を溶かして
ミルクセーキにしよう
寒さに負けない
明日へと
あなたのしろいいきを吹きかけて
わたしに雪の魔法をかけて
白い夜想を越えて
ふたり透明な風になろう
わたしに雪の魔法をかけて
あなたのひとみから溢れるものが
わたしを包むとき
わたしは春の水が流れゆくように
護られていると感じられるから
冬を生き、白い息吐き、歩む日々
音もなく、舞い、積もり、いつしか溶ける
白い夜想を越えて
たっぷりとした陽をあびよう
見えない根っこまで沁み入ってゆくまで
そうしたら
香り出す草花の合間をすり抜けて
ふたり透明な風になろう
誰にも見えなくても、うたを歌おう
少しだけしあわせで、少しだけイタズラなうたを
あなたの寝息を大切におもう
ちゃんとあたたかくして、
よく眠って
真白な牛乳に
たまごと砂糖を溶かして
ミルクセーキにしよう
寒さに負けない
明日へと
あなたのしろいいきを吹きかけて
わたしに雪の魔法をかけて
白い夜想を越えて
ふたり透明な風になろう