ポエム
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板格子のカウントダウン
小学校の集団登校
集合先のお菓子屋さんには
12月になると
クリスマスケーキが飾られていた

ガラスをはめた板格子の先の
棚に並んだケーキを
毎朝木枯らし吹く朝に
見てた 見てた 見ていた
イルミ輝く街の華やぎとは
ちょっと違うローカルな
プレゼンテーション
だけど同じように平等に
クリスマスへのカウントダウンが
流れてゆく
24/11/02 10:27更新 / 檸檬



談話室



■作者メッセージ
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