ポエム
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夏の盛りの緑達
きみのうたをきかせて

かなしむときは力を抜いて

かなしんだらいいんだって

うたってくれるでしょう、

そうしたらいい

そうしたらいいよって

そうしたらまた自然にぽわわーんて

笑顔が浮かんできたりしないかなって

そうして そうしたら

力いっぱい喜んでいいよね、

喜びを、噛み締めたりさ

雨のち晴れってさ



きみのうたをきかせて

かなしむときは力を抜いて

かなしんだらいいんだって

うたって、うたってくれるでしょう



ひとつひとつ力を抜いてちゃんと

かなしんだらいい

マグマだってかなしみの裏川に流して

あいいろの世界に包んでみたい

なんだかなー 

おにぎりの具みたいに包むよ

いい塩加減にしてさ

美味しいものは美味しいーってさ

噛み締めて味わうんだ

夏の盛りの緑たち、 

太陽の光とたくさん吸って吐いて

僕らもたくさん吸って吐いて

クラクラするくらい

なんだかなー 

ふたりの部屋

たくさん吸って吐いてくれている

クーラーのヒンヤリに包まれて

あなたの寝息を聞いた

夏のふたりの昼寝 しあわせなひとときを

寝たふりをしながらずっと抱きしめた

夏の光を包む白いカーテン

日々の汗、灼熱を忘れたひととき

夏の盛りの緑達 太陽の光と

たくさん吸って吐いてくれている

クラクラするくらいだ 

クラクラするくらい ありがとう
24/07/18 22:35更新 / 檸檬



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