ポエム
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冬の鏡
冬の鏡は雲っててもいいね

お風呂の鏡も雲っててもいいね

曇った鏡は安心するんだ

あんまり綺麗な鏡だと

自分をあんまり見られない

なんでかわからないけど

みられない

なにものなんだろう

鏡の中にうつるもの

白く光って半分すけてた

いったいなにもの

だれか教えて

でもあなたの言葉に包まれたきがしたよるに

なせだか

ちゃんと鏡をみられたんだ

どうかあのおひさまみたいな

言葉をもう一度いって

ほしい

あの言葉をもう一度

嘘でもいい

傍にいるよと

いって

もう一度いって

ほしい

鏡をまえに

わたしはあなたのことば

を自分にいってみる

うそつきね

うそつきよ

ごめん

それはうそよ

好きよ

うそよ

ううん、ほんとうだと

いっていいの

あなたにはいいたいの

くちびるを、よんで

声にならない

くちびるを、よんで

声にならない

鼻につんと、した匂いは

夏のプールの匂いがした

このままあなたと夏のプールを

ずっと泳いでいたい

冬の鏡は雲っててもいいね

お風呂の鏡は雲ってていいね

あなたに手を伸ばして

そこに映るのは自分だけなのはつらい?

ううん あなたがわらった

だからもう一度いって

ほしい

あなたのくちびるを、よむから

わたしほら 笑ってるみたい










23/11/18 16:23更新 / 檸檬



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