ポエム
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朝の夢
ここ何日かの夢の中

上からの
目線を感じる雲の部屋にいた

その部屋の棚には
沢山のものであふれていた


雲は飴でできていて


時間が経つとベタベタしてきた


その部屋を出たくなった


私の母の背中が見える


階段とトイレを掃除していた


母はいつも週末になると
住んでいたビルの四階から下の階までをモップで拭き
階ごとのトイレを掃除していた


あまりに黙々としているので


近寄りがたくて好きではなかった、


でも


いつも毎日階段を降りていた


私の道は淡い光を反射した綺麗な道となって


キュット足とまりがよい


いい音がしていた


そういえば
母の部屋には棚がなかった


私はその部屋に帰りたくなった


嫌ってごめんね 


そう言いたくなった


あの人の部屋も


母の部屋に似ていることを
思い出した


23/10/10 23:59更新 / 檸檬



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