てのひら
【短歌8首】
何処までも何処までもわたしはわたしだったあなたを好きなわたしだった
あの背中があり今があり歌があったような日々の事の実達
大丈夫伝わるんだあなたの純心夕日みたいにじんじんと
あなた浜辺にまだ在る夕陽、悲しみは真っ赤に染めて沈めちまったと
雨粒を掬えず溢れた手のひらを合わせてみる夜あのひとへ
言葉とわたし、一滴とわたし、あなたとわたし、ひとりと幾星霜
胸の奥がしっかりとあたたかい、あなたを好きでよかったと眠るんだ
あの月の真心に洗われながら前を向けたね朝日がのぼる
何処までも何処までもわたしはわたしだったあなたを好きなわたしだった
あの背中があり今があり歌があったような日々の事の実達
大丈夫伝わるんだあなたの純心夕日みたいにじんじんと
あなた浜辺にまだ在る夕陽、悲しみは真っ赤に染めて沈めちまったと
雨粒を掬えず溢れた手のひらを合わせてみる夜あのひとへ
言葉とわたし、一滴とわたし、あなたとわたし、ひとりと幾星霜
胸の奥がしっかりとあたたかい、あなたを好きでよかったと眠るんだ
あの月の真心に洗われながら前を向けたね朝日がのぼる