ポエム
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輝夜
【短歌8首】

悲しみを蹴って空へ駆けろ泣かないよう涙は凍らせてゆくよ


満月と伝えし君は眠りの中目覚めし時まで包め月光


凍らせた涙流るるヒタヒタと噂の中の純な欠片よ


月見上げゆたゆたと想い出達が溢れゆくよる
星もみえたよ


獣模様の十二単衣を脱ぎ捨てて真っ直ぐ月へと竹の子よ


流れゆく水に押し出され忘れゆくよに乗るは月舟
一隻の


大切と何も言わなくても伝わる気がするふたりのまたね


草花がただ揺れる速度で相槌をしてくれた風の野道よ






25/05/18 22:07更新 / 檸檬



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