夕焼けに水色
カーテンが風に揺れて
黄昏の光に染まる
デパートの屋上の鐘
黄金色に光る
山の氷も溶解し流れだす
街の喧騒
鼓動をも鎮める
涙のメロディー
悲しみが真っ赤な目をして夕焼け色
街を包んでいく
オレンジタウン
風に吹かれて
揺らめく水溜まり
真っ赤に光って蒸気する
誰かを想いまた明日
悲しみが真っ赤な目をして夕焼け色
街を包んでいく
オレンジタウン
どんなものにも優しく
黄昏はすべてを撫でてくれる
茜色の風に
水溜まりが揺れて
海の彼方に溶けていく
誰かを想いまた明日
言の葉を風にのせて
どこに向かうのかは
あまり重要じゃないと
風はいう
何よりも太陽のひとなでを
夕刻の工場にも
座り込むベンチにも
頭を抱える教室にも
病室のひとつだけの窓にも
あなたの瞳にも映るだろうか
黄昏をただながめては
夕刻の鐘の音を
鼓膜から心臓に響かせる
傷ついてもなお
優しくなれそうなメロディーを
もう少し永く聞いていたい
そんな風に
カーテンが揺れている
黄昏の光に染まる
デパートの屋上の鐘
黄金色に光る
山の氷も溶解し流れだす
街の喧騒
鼓動をも鎮める
涙のメロディー
悲しみが真っ赤な目をして夕焼け色
街を包んでいく
オレンジタウン
風に吹かれて
揺らめく水溜まり
真っ赤に光って蒸気する
誰かを想いまた明日
悲しみが真っ赤な目をして夕焼け色
街を包んでいく
オレンジタウン
どんなものにも優しく
黄昏はすべてを撫でてくれる
茜色の風に
水溜まりが揺れて
海の彼方に溶けていく
誰かを想いまた明日
言の葉を風にのせて
どこに向かうのかは
あまり重要じゃないと
風はいう
何よりも太陽のひとなでを
夕刻の工場にも
座り込むベンチにも
頭を抱える教室にも
病室のひとつだけの窓にも
あなたの瞳にも映るだろうか
黄昏をただながめては
夕刻の鐘の音を
鼓膜から心臓に響かせる
傷ついてもなお
優しくなれそうなメロディーを
もう少し永く聞いていたい
そんな風に
カーテンが揺れている