点灯夢視
ひーらいた ひーらいた
梅のあかい蕾が
ぱっとひーらいた
真白な花びら
少しの頬紅
薫りがつんと甘酸っぱく
ひろがれば
蜜蜂のはねも広がって
互いのために生きるよに
似合いの一組
二組 三組と
ひーらいたひーらいた
あっ
地に落ちたひとつの赤い、
開かずに落ちた蕾か…
いやこれまた
愛らしいかな
てんとうむし
夢を灯しにやってきた
あかいあかい
てんとうむし
あの人のところまで
夢を灯しておくれ
幸せの夢
花ひらけ
春の夜の夢
闇の中でも
飛んでいけ
私のあかい点灯夢視
梅のあかい蕾が
ぱっとひーらいた
真白な花びら
少しの頬紅
薫りがつんと甘酸っぱく
ひろがれば
蜜蜂のはねも広がって
互いのために生きるよに
似合いの一組
二組 三組と
ひーらいたひーらいた
あっ
地に落ちたひとつの赤い、
開かずに落ちた蕾か…
いやこれまた
愛らしいかな
てんとうむし
夢を灯しにやってきた
あかいあかい
てんとうむし
あの人のところまで
夢を灯しておくれ
幸せの夢
花ひらけ
春の夜の夢
闇の中でも
飛んでいけ
私のあかい点灯夢視