ポエム
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芝生にねころぶ
少しの緊張を背から降ろして
青い芝生にねころぶ

もう
どう思われようと構わない
ここには他人も自分もない
ここには時間などない

ただ風が吹き
水が流れ
雲が流れ
鳥が遊んでいる


自然と涙が頬をつたう


いつか私は
この芝生から去らなければならない
いつか「私」に戻らないといけない

それでも
今は
こうして芝生にねころぶ

青い芝生にねころんで

立ち上がるための準備をしている
22/09/28 22:59更新 / 人間になりたい



談話室



■作者メッセージ
読んでくださってありがとうございます。

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