ポエム
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普通の日

昨日行った食事が良かったと
きみがうれしそうに話すから
それだけでぼくも幸せになる
他愛のない日常の姿

毎日繰り返す生命の営み
ぼくはその中にいつだって
終わりに向かう自分を見るから
小さな笑顔もつい描いておきたくなる

できるならいつまでも
きみが笑ってくれていたらいい
そしてそれをそばで見ていたい
そればかりがぼくのねがい

明日も確約できないような
不安定な未来に怯えていた
ぼくを無言で支えてくれる
きみには感謝しきれないね

今日は仕事が終わったら
いつもの店のケーキを買って帰ろう
別に特別な日ではないけど
小さな笑顔を描いておきたいから


23/10/07 13:35更新 / 秋山 青生



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