ポエム
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当たり前の幸せについて考える
水を
どぼどぼ出したまま
料理をする

人のいない部屋まで
電気や暖房を
付けたままにする

好きな物を
好きなだけ買い
好きなだけ食べる

当たり前のように
そんな生活をしている私

物に困らない生活を
毎日送っている

とある国では
水も電気も
生活必需品も
食べ物も

十分に確保出来ない中で
やっと生活していて

ある分の中で
どうにかやりくりしている

そういう人達がいることを
私は普段
忘れてしまっている

物に困らない
生活が苦しくない
安全が保障されている

それが
いかに幸せなことか

失ってから
気付くのでは
遅い

それが当たり前に
享受されていない人達がいることを
気にしたところで
現状は何も変わらない

可哀想と思うことは
ある意味
偽善だと思う

そう思うのではなく

そういう人達がいること

そして
自分の生活が豊かであること

それを
どう思うか

もし
その生活が破綻したら
自分はどうするか

物で満たされていることで
自分はどのくらい
幸せなのか

当たり前の幸せを
それが当たり前でない人達に
少しでも分けてあげることは
出来ないか

など
気に留めるだけでなく

少し踏み込んで
考えることで

何かが
変わっていくと思う

22/12/21 19:22更新 / アキ



談話室



■作者メッセージ
お読み下さりありがとうございます。

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