十五夜の夜、姫の地球に寄せる想い
十五夜の月
こうこうと光る
満月を
下界の私達人間が
眺めているならば
かつて
月に帰って行った
あの
竹取物語の姫も
月から地球を
眺めているのかもしれない
羽衣を着せられて
記憶を消されていても
きっと
地球を見ては
胸が熱くなり
涙が
頬を伝っているのではと
思ってしまう
それは
魂に思い出が
刻まれているから
穢れた地球と
天人達は言っていても
姫の心の中では
今も
おじいさんとおばあさんと
過ごした日々が
美しく輝いていて
残っている
そこに
穢れなんて
存在しない
その思い出の在りかと
なっているかの地
あの青い星に
行ってみたい
帰りたい
そう思って
いるのかもしれない
こうこうと光る
満月を
下界の私達人間が
眺めているならば
かつて
月に帰って行った
あの
竹取物語の姫も
月から地球を
眺めているのかもしれない
羽衣を着せられて
記憶を消されていても
きっと
地球を見ては
胸が熱くなり
涙が
頬を伝っているのではと
思ってしまう
それは
魂に思い出が
刻まれているから
穢れた地球と
天人達は言っていても
姫の心の中では
今も
おじいさんとおばあさんと
過ごした日々が
美しく輝いていて
残っている
そこに
穢れなんて
存在しない
その思い出の在りかと
なっているかの地
あの青い星に
行ってみたい
帰りたい
そう思って
いるのかもしれない