誰の心にも
神は宿る

たとえ神を信じていなくても
愛と平和を求め
それに従って生きようとすることで
神が心に宿り

いかなる苦難を乗り越えて
痛み苦しみを克服し
苦から楽へと転ずる力を得る

そして
与えられることから
与えることを学び
愛と平和が広がっていく

私にとって神とは
目に見えずとも誰の心にも宿る存在であり
愛と平和の象徴
それらを形作るエネルギー源ともいえる
人に「生きる方法」を教え導いてくれる
そんな存在だ

だから
信仰心がなくても
今を生きている人の心に
神は宿ると思う

今を生きて
必死に懸命に生きている人の心に
神は宿る

今を生きて
見栄や嫌悪
憎悪や嫉妬などの
負の心を受け入れ
思いやりや優しさ
信念や尊重する心などの
正の心を主軸として生きようと
奮闘する人の心に
神は宿る

今を生きて
自分も他人も含めて
誰かのために生きている人の心に
神は宿る

今を生きようとする人々の心に
神は宿り
生きる力を与え
その人の生き方を明らかにする

ただし
神を心に宿すには
自分がまず
生きようとしなければならない

そればかりは
神は手伝えない

しかし
自分が生きることを望み
生きるための方法を模索していけば
誰の心にも
神は宿る

私はそう信じている

■作者メッセージ
あくまでも私の信条ですので。
閲覧して下さり、ありがとうございます。