ポエム
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紅い梅の花が美しい
車を運転しているときに
垣間見えた

どこかの家の
紅梅

一日働いて
疲れた体を休め

何か
感動したことはあるか
今日を振り返ってみると

真っ先に
思い浮かんだ

あの家の
紅い梅の花が
美しかったと

それしか
心動かされたものが
なかった

いや
たったそれだけのことに
深い感動があった

疲れた心に
美しいという感動が
沁みる

ただ働いて動いて
何も感じなかったわけではない

紅い梅の花が
感動という
生きる活力をくれた

ただ動くだけの機械人形ならば
梅を見ても
美しいとは感じない

美しいものを
美しいと感じられる
感性というギフトに
私は感謝したい
22/03/01 20:56更新 / アキ



談話室



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お読み下さりありがとうございます。

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