ポエム
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雪の降る日の温まり
しんしんと
雪が降る

私は
家の中から
雪を眺める

雪の降る外は
寒いだろう

だけど
私は今
暖かい

なぜなら

雨風をしのぐ
頑丈な家の中にいて

暖かな
服をまとい

暖房を
きかせて

温かな
ご飯を食べて

心温まる
ドラマを見て

家族と
心からほっと温まるような
語らいをして

猫を撫でては
温まっている

今日は休日なので
朝食後は
布団にくるまり
蓑虫みたいに
温まっていた

いつも寒いけれど
雪の降る日は
うんと寒い

だから
温かさが一層
身に染みて
心地よく感じる

心地よく感じれば感じるほど

「あぁ
幸せだ」と
心から安堵するのだ

温かさで
身を包み
外を眺めると

カラスが雪の中を
飛び交っていくのが見えた

寒い中
彼らはどこへ行くのだろうか?

家族の元だろうか?

人以外の
生き物達は
この寒さに震えながら
過ごしているのだろうか?

寒いながらも
虫は土や枯れ草にこもり
動物は巣穴で家族と身を寄せ合って
暖を取っているのだろうか?

寒い日は
温かさが恋しくなる

寒さの中
暖かさを感じると
ほっと心が和むのは

どの生き物も
一緒なのだろうと思う
22/02/10 10:28更新 / アキ



談話室



■作者メッセージ
エッセイ風に仕上げてみました。
皆様は雪の降る中
どのようにお過ごしでしょうか?

お読み下さりありがとうございます。

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