ポエム
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君のペロペロ
仕事から帰宅して
真っ先に
君の所に向かう

君は
ベッドの上で
気持ちよく丸まって寝ている

そして私は
「ただいま」の挨拶に
君の体に顔を沈める

あぁ
君の匂いがする

お日様のような
なんて良い香り

なんて思って
心身の疲れを癒す

君はそんなことをされても
嫌がる素振りもなく
大人しくもふもふ
なでなでされているね

なんて良い子なんだ
それだけ
私を受け入れてくれている
嬉しいよ

そして
私の鼻を
君の口元に近づけると

ペロペロと
私の鼻を
舐めてくれる

あぁ
なんて温かくて
ジョリジョリとしているんだ

生温かい舌で
鼻が削られていく感じ
湿っていく感じ

すごくいい

君はただ
塩分を取っているだけなんだろうけれど

それでも
君の愛情を感じるよ

あぁ
鼻を舐めたと思ったら
今度は
私が顔を沈めたところや
撫で回したところを
ペロペロしている

君は
毛並みが乱れるのが嫌で
整えているだけなんだろうけれど

それでも
私の匂いが染みついているのが
そんなに嬉しくて
ついペロペロしてしまうんだなと
思ってしまう

そんなふうに
君の仕草一つ一つが
私に向けられた愛情だと
思ってしまうほど

君が可愛くて
仕方ないんだ
21/09/22 19:27更新 / アキ



談話室



■作者メッセージ
親バカ変態の極みです(笑)。

うちの猫最高です♪

お読み下さりありがとうございます。

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