いつも見る夢の中に
決まって私はいない

私は夢という映画の
脚本家か映画監督のようで

出てくる登場人物に約と台詞を与え
展開を思うがままに作っていく

そんな感じの夢なんだ

面白いよ
こういうパターンの夢も


でもね
私がいないんだ


深層心理の世界でも
私がいないもんだから

現実世界でもそう


自分の意志や想いを持って
生きているつもりだけれど

自我の統合というものが
生まれたときからゆるゆるで

霊とか思念、エネルギーとか
色々とセンサーがキャッチしてしまうから

自分が色んなものと入り交じって
感情がおかしくなったり
疲労困憊したり
本当にうんざりしている


キャッチしないように
引っ切りなしに頭の中で音楽をイントロしたり
何か思索したりと忙しくするせいで

脳過労がいつも半端ない

色んなものになりすぎて
自分でいる暇がないし

自分でいようにも
暴れる存在がイメージに潜り混んできて
誰彼構わず危害を加えようとするし
それをかろうじて制御しているから

自分でいることが
本当に疲れるし
自分でいることが
嫌になる

安心して自分でいられる日はいつ来るのだろうか？

毎日お経や真言を唱えて浄化して
徐々に改善はしているけれど
道のりが遠くで気が滅入る

でも
諦めたくはない

私だって
自分として人生を生き抜きたい

自我の統合が出来れば
自分が安定できると思うので
その方法を探したい

■作者メッセージ
私は霊感が強く、いつも霊障に悩まされながら生活しています。
その日常とその想いを詩に綴りました。

お読み下さりありがとうございます。