美味しい物も
可愛い服も
楽しい遊びもいらない

本当に欲しかったのは
貴女だった

何があっても私の側にいて
貴女が私を抱きしめてくれる

私の気持ちに寄り添い
無条件で愛してくれる

私はただ
貴女から安心と安全を
与えて欲しかったのに

貴女は何一つ
私の求めるものをくれなかった

貴女の苦しみは
今なら理解出来るけど
貴女を許すことは出来ない

私が母親になったら
少しは許せるのだろうか？

■作者メッセージ
結婚して家庭を持って
改めて母親についての想いを振り返りました。

お読み下さりありがとうございます。